腰痛

筋肉というのは同じ姿勢や同じ使い方を続けることでジワジワと緊張が生まれてきます。
短時間の作業であればすぐ回復しますが、長時間になってくると回復する間がなくなり、疲労が蓄積されてしまいます。

身体の硬い人は柔軟性のある人と比較すると明らかに腰痛を起こす確率が高いです。筋肉の伸びが悪いのでちょっとした負荷でも筋肉を痛めてしまう可能性があります。身体の硬い人でも毎日５分でもストレッチをする習慣を身につけると腰痛の発症率がかなり低下します。

やはり日頃から体を動かす量が少ないと、十分に筋肉が使われていないので、筋肉の疲労が起こりやすく、血行不良を招いてしまいます。

肉体だけでなく精神的なストレスがあると、筋肉を緊張させる自律神経の働きが活発になります。
そのため、腰周辺の筋肉が緊張し、腰痛が起こります。
一時的なものであれば問題ありませんが、連日のストレスとなると、筋肉に過剰な緊張が続き、腰痛が慢性化することがあります。

寒い場所や冷房のきいた部屋でずっと過ごしていると、不自然な力が入り、筋肉が緊張を起こします。
さらに、寒さによって自律神経の乱れも引き起こすために、緊張が強まり、腰痛を誘発します。

日常的に食べ過ぎたり、飲み過ぎたりしていると、内臓、消化器官への負担が蓄積され、自律神経の興奮状態が続き、筋肉の緊張を誘発して、腰痛にもつながることがあります。