注意！こんな人は坐骨神経痛になりやすい？

公開日：２０２３年　１１月２２日

痩せていると坐骨神経痛にならない訳ではないのですが、どちらかと言うと太っている方のほうが坐骨神経痛のリスクは高いと思います。

体重が増えることで腰椎や骨盤には負担がかかりますし、特にお腹が出ている方は反り腰になりやすく、その結果、腰部脊柱管狭窄症などによる坐骨神経痛を起こしやすいので、あまりにも肥満の方は気をつけたほうが良いでしょう。

元々、反り腰でお腹がぽっこりしている人もいらっしゃるので、腹筋を意識した運動やセルフケアを行うことで反り腰が軽減して坐骨神経痛が軽快することがあります。

腰椎椎間板ヘルニアなどは比較的若い、働き盛りの方が多く発症しますが、年配の方は腰部脊柱管狭窄症になりやすいです。

腰部脊柱管狭窄症の原因は腰椎の変形や脊柱にある靭帯の肥厚など加齢現象と呼ばれるものがほとんどですので、年配の方で歩行中に足がしびれるといった症状（間欠性跛行と言います）がある方は腰部脊柱管狭窄症を疑って検査を受けるようにしましょう。

ストレスや冷え性が原因で腰痛や坐骨神経痛を発症するケースもあります。

仕事に行くと坐骨神経痛が起こる、あの人に会う（あの場所に行く）と坐骨神経痛が起こるなど、神経が過敏に反応する状態になると坐骨神経痛や腰痛が起こります。

ストレスで胃が痛くなるのと同じです。

休日や仕事の無い時間を上手く使って、オフでの時間を有意義なものにしてストレスを溜め込まないように心がけましょう。

冷え性の人も血液循環が悪く、坐骨神経痛を起こしやすいので注意が必要です。

いかがですか？
坐骨神経痛でお困りの方の中にもいくつか当てはまることがあるのではないでしょうか？

坐骨神経痛のほとんどは背骨や骨盤が正常な位置より反りすぎている（反り腰）か、逆に丸まって（猫背）いる状態で起こっています。

と言うことは、自分の背骨や骨盤がどのような状態になっているのかを確認して、それが正常な位置に近づくためにセルフケアや施術を行えば、坐骨神経痛の軽減につながると考えられます。

手遅れになって手術しか方法がなくなる前に適切な処置をしましょうね。