病態と原因
まずヘルニアについてですが、ヘルニアとは、身体のある部分が本来の位置から脱出してしまった状態を言います。有名なところではへそヘルニア(でべそ)やそけいヘルニア(脱腸)があります。
このヘルニアが腰椎のクッションである椎間板とうい軟骨でおこったものを腰椎椎間板ヘルニアと呼びます。
椎間板は外側の線維輪と中にある髄核というゲル状の組織があり、その髄核が線維輪から外に飛び出した状態です。
腰椎椎間板ヘルニアの多くは長時間の運転や中腰作業、重いものを持つなど、椎間板に負担がかかる仕事や生活を送っている人に多く発症します。
特に男性の場合、肉体労働者はデスクワーク労働者よりも3倍ヘルニアになる確率が高いと言われいています。
また、喫煙や遺伝要素なども腰椎椎間板ヘルニアの発症には関係していると言われています。
好発年齢は20代から50代の活動性の高い男性に多くみられます。
好発部位は腰椎の構造上負担のかかりやるい第4腰椎と第5腰椎の間と第5腰椎と仙骨の間で多く発症します。
腰椎椎間板ヘルニアの症状
腰椎椎間板ヘルニアの症状としては
・腰から臀部~下肢への痛みやしびれ(坐骨神経痛)
・足に力が入りにくくなる(筋力低下)
・知覚鈍麻(触られている感じが鈍い)
・痛みのから逃れる姿勢による背骨が歪む(疼痛性側弯)
・腰を曲げる(あるいは伸ばす)動作で下肢に激痛が走る
などがあげられます。
下肢の脱力が強い場合や排尿障害(おしっこで出ない)などの症状がある場合は早期に手術が必要になりますが、
それ以外の症状は比較的予後の良い病気です。
腰椎椎間板ヘルニアになったら?
急性期(発症から間もない時期)は安静やコルセットをしながら活動を加減することが必要です。
特に1~2週間は炎症が非常に強く、寝ることも起きることもままならない状態となりますが、安易にマッサージなどをすると更に痛みが悪化することがありますので、まずは医療機関を受診してMRIなどの画像検査と消炎鎮痛剤や座薬などで炎症が落ち着くのを待ちましょう。
神経ブロック注射の一時的に痛みを抑えるには効果があります。(ただ、根本的に治すものではありません。)
炎症が落ち着き、ある程度動けるようになったら整体治療や運動療法なども効果的です。
病院や整形外科では?
病院や整形外科でMRI検査などで腰椎椎間板ヘルニアと確定したら、上記のようにまずは消炎鎮痛剤やブロック注射などで痛みをコントロールします。
その後、痛みが落ち着いてきたら、牽引や運動療法などをおこないますが、症状がなかなか改善しない場合や、痛みが強くてい日常生活に支障が出てしまうケースなどでは手術の適応になります。
近年では1~2週間の入院で手術が可能になり入院期間も大幅に短縮されました。さらに最近では日帰りや1泊で手術をする病院なども現れました。
【PED法によるヘルニアの手術】(あいちせぼね病院HPより)
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